一猫入魂

私が使う釉薬は「白マット」が多いんですが、絵付けをした場合には「透明」を掛けて、絵が出るようにします。下絵の具もたくさん揃えましたが、結局、絵付けは呉須で落ち着きましたね。色んな時代を経て、結局はシンプルなところで落ち着くんだと思います。ニャンコの絵付けに、ますます気合いが入ってきましたが、化け猫具合が増してきたかも~。(笑)

深夜の絵付け作業

全く可愛く描けないし、迷っていたらもっとおかしなことになっちゃうんですよ。「このままじゃいけない、私のマグなんだし、私らしいのが一番なんだから」と考えを改めました。そしたらね、どこかのストッパーが外れて、吹っ切れたような気がしました。ありゃりゃ、化け猫になっちゃった? これまでのニャンコとはずいぶんテイストが変わってきちゃったわね。目とヒゲで、かろうじて猫には見えるかな?

平等に与えられた時間

いつもは他の人に会うことはほとんどないんですけど、今日はたくさんいました。80歳を過ぎた老夫婦が手を取りながら、階段を下りてくるんです。なかなかいい光景でした。ご主人の方が足が悪いようで、奥さんが支えている感じでしたけど、こうやって歳を取っていくのっていいなぁ~と思いました。展望台には若い男性がいて、ベンチに座って本を読んでいました。そして、私の後からは高校生と思われるの娘さんとお母さんがやってきました。一人で過ごす時間もよし、大切な人と過ごす時間もまたよし。

シンプルにやわらかく

今年初出店する「えべつやきもの市」は、7月13日(土)、14日(日)の2日間なので、あと2週間ちょっとになりました。
私は窯元ではないので、作品を焼くときは陶芸教室やサークルの窯を使い、他の方々の作品と一緒に焼いてもらいます。ロクロ成形→半乾き後削り→乾燥後素焼き→絵付け・施釉→本焼きという流れになるので、成形から窯出しまでには、最短でも1ヶ月はかかります。窯がいっぱいになるまでは焼かないので、タイミングが悪ければ、2~3ヶ月以上かかることもあります。

セルフプロデュースについての考察

作品を作ってからお金を頂くまでのプロセスは長く、それを一人でやろうと思ったら本当に大変です。陶芸家であり、広報であり、営業であり、販売員であり、経理であり…といくつもの職種をこなさなければいけません。何でもそうだと思いますが、誰かに何かを売り込むには「セルフプロデュース力」が必要だと思います。作品(商品)を売り込むのではなく、自分を売り込むってことですよね。

今の自分を支えるのは、過去の自分。

今日のマグはイラストレーター「進」とコラボしたニャンコマグです。たしか、一番最初に描いてくれたのがコレだったと思います。ニャンコマグのニャンコがマグでコーヒー飲んでるんですよ。このタッチ、癒されるぅ~。絵付けは片側だけなので、この向きで使いましょう。絵付けには呉須(濃淡2色)を使っています。

成功祈願

初出展する「えべつやきもの市」の成功を祈って、お山に行くことにしたんです。「ずいぶん余裕あるじゃない?」って思うかもしれませんが、そんな余裕は全くなく、どちらかというと現実逃避かもしれません。あるいは神頼みかな。(^^ゞ 山からは大きなパワーをもらえるんです。さて、どこに行こうか…せっかくだから大きな山に登りたいんです。昨日(2013年6月22日)、富士山が世界遺産に登録されたので、それにあやかって蝦夷富士と呼ばれている「羊蹄山」に登ることにしました。日帰りでは厳しい日程ですが、強行突破しました。

でっかいプリンを作ろうー施釉編

前置きが長くなりましたが、今日のメインイベントです。「でっかいプリンを作ろう」という企画モノをやっているんですが、素焼きが終わっていたので、釉薬を掛けていきます。一応、見本があるので見本に近い色が出るようにしたいと思います。
全体に飴釉を掛けて、窪みのところに白マットをイッチンでサッと掛けて、その上から白萩をイッチンで掛けています。蓋は飴釉のみで重なる部分の釉薬はスポンジで拭き取っておきました。蓋モノの場合、アルミナシートを挟んで重ねた状態で焼くのがいいようですが、今回は別々に焼くことにします。