5月8日の器たち(陶友会)

今日は陶友会の窯出しです。他のサークルと共同で窯を使っているので、いつもは焼き上がったすぐに窯出しを済ませて、各自持ち帰るので、全員の作品を同時に見る機会がほとんどなかったんですよ。今回は他のサークルの予定が入っていなかったので、全員揃った窯出しとなりました。みんなで品評会ができるのは嬉しいし、とてもいい勉強になります。私は遅れて到着したにもかかわらず、梱包し終わった作品まで広げてもらって、全員の作品を撮影させてもらいました。

粘土と釉薬の組み合わせは無限なので、他の人が素敵な色を出していると、何を掛けたのかとても気になるんです。やはり、焼いてみなければ、どうなるかわからないんですよね。皆さんそれなりの歳ですが、子供のようにはしゃいでいます。何年経っても窯出しの日はワクワクするんです。

私の作品はほんのちょっとしかないし、かなりしょぼいので後回しにして、何の許可ももらっていませんが、他の方々の作品を紹介します。私以外は全員手びねりなので、味わい深い素敵な作品がいっぱいなんです。ホント、手びねりっていいですね~。

やはり、トップバッターは板さんでしょう。

陶芸歴は20年以上だと思いますが、独特の感性で、相変わらず我が道を行く感じです。カップ類は粘土の塊に穴を開けて伸ばしていく「玉造り」で作っているそうです。

板さんの作品
板さんの作品

板さんの作品は見えないところまで手が込んでいます。裏側にもたくさん装飾が施されています。化粧土、掻き落とし、数種類の釉薬を掛けています。板さんの自宅には小さい電気窯があるそうですが、大きい作品は焼けないので、大物ばかり持ち込むこともあります。

板さんの作品(裏)
板さんの作品(裏)

 お次は、陶友会のベテランNさんです。

私が陶友会に入って7年目になりますが、ずっと前から在籍しているベテランです。色んな型を使ったタタラ作品も増えていて、短期間でかなりの数を作っています。お皿の型は「うちわ」を使っているそうです。色違いの粘土でアクセントをつけています。かわいいな~。

Nさんの作品
Nさんの作品

 お次は、最年少のKさんの作品です。

近々札幌に転勤になるそうですが、これからも時々通うと意気込んでいます。陶友会では先輩ですが、陶芸歴は私と同じぐらいかもしれません。手ロクロを使っていますが、電動と変わらないぐらいの精度の高い作品を作っています。造形モノも得意で、今回は野菜の箸置きを作っていました。引越し先の家で使う素敵な表札もありましたが、名前にモザイクを掛けています。

Kさんの作品
Kさんの作品

お次はマイ電気窯を持っているOさんです。

Oさんは、陶友会は3年ほどですが、他の教室に通っていたようなので陶芸歴は長いと思います。仕事を退職されてから自宅を改装して、工房を作り電気窯があるそうです。初心者を装っていますが、立派な窯元です。主に花器を作っています。

Oさんの作品
Oさんの作品

 最後はYさんの作品です。

陶友会に入って2年目になりますが、ちょっと見ない間に腕が上がっていました。雛人形や兜など、造形モノにも積極的に挑戦しています。表札ブームなのか、こちらもかわいい表札がありました。

Yさんの作品
Yさんの作品

みんなの作品を見て回りながら、「これは何を掛けたの?」とか「粘土は何を使っているの?」と質疑応答しています。他人の感性に触れることで、自分には無かったアイディアが湧いてきたり、モチベーションが上がったりします。普段はローカルな話題で盛り上がったりしますが、今日は釉薬と粘土の話で盛り上がっていました。

粘土の塊が、形を変え、色を変えていきます。とても素敵な世界です。