時間と環境を作ること

登り筋アップとやきもの市の成功を祈願して始めた777段の階段修行のおかげか、予想以上の良い結果となりました。イベントが終わっても階段修行を止める予定はないので、もちろん今日も上ります。毎日違うマグを持って来てましたが、まともな在庫は完売してしまったので、過去に作ったものでダメダメだったマグを持ってきました。キレイな淡いブルーが流れるようにイメージしたものですが、全くダメでした。あ~、全然ちが~う!

私は陶芸を始めたときから、同時期に始めた他の人よりもずっと多く作品を作ってきました。焼き上がったものを使うのが目的なわけではなく、とにかく作ることが楽しくて、粘土と釉薬の組み合わせで無限に広がる世界がたまらなく好きでした。なので、形はどうあれ、最初の3年ぐらいは、とにかく焼いてもらいたかったんです。

本当に沢山作ったので、何年かするとそれなりに使えるものも出来てきて、イベントに出品したり、プレゼントしたり、お友達が買ってくれたりしたんです。でも、使い物にならない器たちの方が圧倒的に多く、鬼のようにたまっていったのです。それでも何年も捨てる気にはなれませんでした。

部屋が器たちでいっぱいになったときに、やっと捨てる気になりました。そのまま持っていくと場所を取るので、割ることにしたんです。1つ割るまでは勇気が要りました。でも、2つ目からはどんどんいけました。何だかスッキリするような感覚になりました。それを近くのゴミ処分センターに持ち込んで重さを量ったら「80キロ」もあったんです。処分にかかる費用はそれほどでもないんですけど、山と自然をこよなく愛する私がこんなにエコじゃないものを作り続けたことに腹が立ちました。

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3年前からは本気でロクロを学ぶために新しい師匠に習うことにしたし、成形途中でダメだなと思ったものは、粘土に戻すようにしていますが、形が良くても、色で失敗することも多いので、まだまだダメダメなものは多いんですけどね。

一度も使わずに処分するのは申し訳ないので、実際に使ってみます。ドリップコーヒーがちょうどセットできて、高さがあるので湯切れがいいです。今では処分するときも不燃ごみの日に出せるぐらいの量になりました。

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在庫がスッカラカンになくなったので、心機一転、取り組んでいけそうです。安定している定番のシリーズは、これからも作っていきますが、新しい色やデザインを研究して、次のステップに進んでいきたいと思います。マイ石膏型も濃い粘土の色が移ったり、破損しているものも増えてきたので、新しく作り直そうと思います。

新しいことを覚えるためには、そのための時間と環境を作らなければならない。

今年はとても良い経験ができたので、またボチボチ取り組んで、来年までには一皮も二皮も剥けていたいな~と思います。