穴窯に挑戦-窯出し編

旭川の窯元「一路窯」さんの穴窯焼成の窯出しが無事に終わりました。「見学に行きま~す!」と話をしたのが1ヶ月ほど前でしたが、トントン拍子で作業が進み、あっという間の焼き上がりでございます。電気窯でもこんなに短いサイクルで焼き上がることは滅多にないんですけど、タイミングよく事が運び、大きい波に乗れた感じがします。

私が窯焚きのお手伝いをしたのは72時間のうちの10時間ほどでしたが、とてもいい経験ができ、為になるお話をたくさん聞けて、有意義で刺激的な時間を過ごすことができました。

窯出しは昨日でしたが、お手伝いはできなかったので、本日作品を取りにいきました。窯出し後には、作品の底に付いた釉薬や灰を落とす作業があります。

私の作品は写真の右側のものです。全部で7点+箸置きがいくつかありますが、今回は窯の温度が順調に上がったので、全体的にこげ茶色になったようですが、化粧土や釉薬の種類、火の当たり方、灰のかかり方で仕上がりの色は違ってくるので、出してみないと本当にわからないんです。ドキドキワクワクの世界なんですよ。

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グラインダーを使って、底についた釉薬や流れた灰を削ります。ハンディタイプのグラインダーを使ったことはありますが、このタイプは初めてです。スイッチを入れると、グルグル回るので、高台についた余分な釉薬や尖った部分を削り落とします。

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細かいところは、小型の研磨機で削ります。これは歯科用の中古機材のようですが、先端はダイヤモンドだそうです。足元にペダルがあって、ペダルを踏むとスピードを調整できます。本当に歯医者さんみたいです。

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穴窯の外には作品がたくさん並んでいます。来週から愛知で個展が始まるそうですが、準備で忙しいのに本当に親切にしてもらいました。すでに夜9時を回ってました。(^^ゞ

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窯出しした私の器たちを紹介します。箸置き以外は、花器のつもりで作っていますが、そうでもないな~というのも多々ありました。(^^ゞ 釉薬を掛けていないものは、これから水漏れのチェックをして、水が染みてくるようなら「液体セラミック」を使って水漏れ防止対策をしていきます。

今回一番気に入った色はこちらです。灰が流れてとてもいい色になりました。

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大きさがいい感じになりました。花器としても使えますが、食器としても使いやすそうです。

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最初に訪問した日に作った作品です。素焼き後に透明の釉薬を掛けているので、光沢がありますね。残念なことに四角い器は、座りが悪くてガタガタするので自宅用で使うことにします。箸置きは渋くていい感じになりました。

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2回目に訪問したときに作ったものです。化粧も釉薬も掛けていませんが、しっかりと焼き締まっているようです。

20130821_長皿2

 

3回目に訪問したときに作ったものです。ロクロで挽いて、スパッと半分に割って広げたものです。深さもそれなりになったので、花器として使うこともできますが、お料理を盛り付けるのにもいいと思います。渋くてかっこいいです!

20130821_長皿

 

花器として使えそうなものは、お花のプロとコラボしていきたいですね~。