再生粘土の失敗例?

私がこれまで焼き上げた器たちの半分以上は廃棄処分しましたが、ここ3年はダメだと思ったものは素焼き前に粘土に戻すことにしたので、やっと処分する量も少なくなってきました。しかし、プロアマ問わず、焼き上がった作品の中に「ハネ品」というのが出てくると思います。器として使えるものならば、お友達に無理矢理あげたりしますが、あまりひどいのは自分で使いますが、使っていくうちにちょっと気になってきたものがありました。

前に、成形時に空気が入っていた部分に穴が空き、焼成でその部分が黒くなってしまったカップです。(下の写真の大きな黒い部分)触ると小さい穴が空いていますが、そこは元々わかっているので、さほど気にしてなかったんですが、底の部分がプチプチと黒くなってきました。実際、触るとちょっと窪みがあります。普段は、コーヒーばかり飲んでいるので、コーヒーの色が染み付いてしまったんですね。陶器は吸水性があるので、長く使うと貫入と呼ばれるヒビ割れが入るものもあるし、だんだんと色も変わってくるので、それを景色とか味わいとして楽しむ人も多いですが、これは味わいとは言えません。お米の研ぎ汁で煮沸させる目止め処理はしたと思うんですが、これはクレームもんだわね。

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このカップは、お山専用にしていて、山頂に着いた時にコーヒーを飲むために使っているものなので、割れても欠けても構わないという状況で使っています。コーヒーを飲み終わっても、すぐに洗うことはできないので、ウェットティッシュで拭き取るぐらいなので、多少のことは気にしませんが、日常使うマグとして考えると問題ありですね。粘土の再生の仕方が甘かったのか、不純物が入ってしまったのか、ロクロ挽きに問題があったのか、釉薬の状態や掛け方が悪かったのか、原因は色々あると思います。

粘土は再生して使えるものですが、ビニールから出したばかりの新品の粘土と再生した粘土のクオリティはやっぱり違うと思います。私の場合、自分の工房があるわけではないし、色んな人が色んな粘土を使う環境で作っているので、再生するときに他の粘土がちょっとずつ混ざってしまうことがあります。イベントに出品することを前提にした器については、新品を使うように心がけていますが、もっとしっかり管理しないといけませんね。他の粘土との割合も大きく関係すると思いますが、私の器は真っ白を基調としているものがあるので、気をつけなきゃいけないと反省しました。一回の作業の中で、色々な粘土を使うのも止めた方がいいかもしれません。

粘土の再生の仕方は人によって違うようですが、私は削り終わったカスをボウルに移し、水やドロドロのドベを加えて、石膏台などで練り返して使うことが多いです。このときにすぐに使うこともあるし、1週間以上寝かせることもあります。実際には、少し寝かせた方が粘りも出てくるので、成形しやすくなると思います。

再生方法もきちんと研究してみないとダメですね。まだまだ先は長いな~。

スタバのドリップコーヒーはちょっぴり高いので、自分にとっては贅沢なコーヒータイムです。ヘタでも何でも、自分で作ったカップでコーヒーを飲むのはいいもんです。気を取り直してがんばろう♪

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