10年目の決意

10年目の決意

何も記事を書かない間でも、毎日沢山の人がこのブログを見に来てくれていました。窯元巡りの記事や石膏型作りの動画、キャンドル作りの話、山の話など、Googleで検索するとかなり上位に引っ掛かるものもあり、偶然訪問してくれて、それをきっかけに過去の記事まで遡って読んでくれている人がいるんですね~。

つい先日、サーバーの引っ越しをして、無事に移行が完了したかどうかを確認し、うまく終わったと思っていましたが、以前、アメブロから移行してきたときの古い記事での画像の欠落が多いことに気が付きました。アメブロからの引っ越しのときは本当に大変だったので、どうしても残したい記事だけ残して、それ以外は諦めたんですが、今回も一筋縄ではいかなかったです。

記事の中で使っている画像が正しく表示されているかを確認するため、これまでの記事にざっくりと目を通しましたが、振り返ってみるとなかなかのボリュームがありました。気持ちが入らず、隙間を埋めるような記事を書く時もありましたが、イベントなどへの出展を決めると、ある日突然スイッチが入り、2~3ヶ月の間は集中して取り組んでいました。

私が陶芸を始めたのは2006年5月だったので、今年でちょうど10年になります。不器用で何の心得も持っていなかったので、最初の3年は猛烈な笑いが巻き起こるレベルでしたが、このままじゃイカンと心を入れ替え、師匠を変え、窯を変え、色々と研究するようになりました。

そのうち、山の魅力に取り付かれ、陶芸にどっぷりということもなくなってきましたが、いつからか、その季節に合ったことをしたいと思う気持ちが強くなり、天気のいい日は山に登り、雨の日は粘土いじりをして、お金がなくなれば働き、いい雪が降れば滑る...といった自然と本能に任せた生活を好むようになりました。衣食住を背負って山に入るようになってから感じるようになったことは、本当に必要なものは極僅かだということです。最近、異物混入などで食料廃棄の話題を目にすることがありますが、おかしな世の中になってきたなと思いました。世界には食べるものに困っている人が沢山いるのにね。限られた資源を大切にし、食べ物を粗末にせず、良いモノを長く使うこと。とてもシンプルなことなのに、何だかすごく複雑になってきたように思います。

自分のやっていることにも色々なジレンマを感じるようになりました。ロクロを挽くのは好きだけど、不燃物を作り続けることへの憤りを感じることも多くなり、しばらく陶芸から離れてもいいかな~と思うこともありました。今回、これまでの自分のやってきたことを振り返ってみて、またがんばってみたいと思うようになりました。

去年の8月から粘土いじりを全くしていないので、約半年間の空白がありますが、過去に2度出展したことのある「えべつやきもの市」にエントリーしようかな~と思うようになりました。毎年、4月20日前後に申込書が届き、7月第2土・日が開催日になります。陶芸がブームだった頃には募集枠がすぐにいっぱいになったようですが、最近は出展数も減ってきているようなので、お金さえ払えば出せるんじゃないかと思います。(^^ゞ

テーマとスタイルを決めて、世界に一つしかないものを丁寧に作りたいと思いました。

写真のマグは2009年に作ったものです。本体と高台を別々に挽いたものを合体させて、取っ手もロクロで挽いたものを縦にカットして付けています。形の整ったものはゴマンとあるんだから、個性的でいいかも。(笑)

2009031508