削りのタイミング
これまでとは違うロクロの挽き方を習い、今はひたすらそればかり練習していますが、これまでに1,000個以上挽いたんですけど、挽いては壊し、挽いては壊しを繰り返していたので、結局、1個も「削り」の作業までいってないんですよ。
これまでとは違うロクロの挽き方を習い、今はひたすらそればかり練習していますが、これまでに1,000個以上挽いたんですけど、挽いては壊し、挽いては壊しを繰り返していたので、結局、1個も「削り」の作業までいってないんですよ。
前回、自分の中ではちょっとだけ感覚が掴めたような気がしてきたんですけど、「よく出来ているところ」と「出来ていないところ」を指摘されました。どうしても口の部分が広がってしまうので、内側と外側の指の当て方や力の入れ方を教えてくれました。
昨日はまるで形にならなかったのに、ロクロの回転と持ち上げるタイミングが合うようになったんですよ。ほとんどロスなく、30分ほどで粘土がなくなりました。さらに、追加で5kg準備しました。すると....どうでしょう。1時間弱で、40個挽くことができました。まだリズムを掴む段階なので、大きさはバラバラだし、口が歪んでしまったものもありますが、今までと同じ時間で2倍の量を挽くことができたんですよ。すご~い!!
1キロほどの粘土で「フリーカップを作ってみてください」と、先生から課題を出されました。できるだけ高さを出して、ロスのないように...出来上がったら、半分にカットして断面をチェックしていきます。腰の部分が厚すぎて、削らなければならない部分が多いですね。厚さも均等ではなくて、上の方が薄くなっています。
鶴首や一輪挿しなど、口の窄まった花器を削るときは、「湿台(シッタ)」を使います。粘土で湿台をしっかり留めてから、作品をセットしていきますが、湿台をうまくセットできないという人も多いそうです。お茶碗などの場合は、ロクロに直にセットして削ることも多いんですが、乾燥具合によっては口が歪んでしまうこともあるので、湿台を使った方がいいと思います。
今日から新しい先生に手ほどきを受けることにしました。教室が開いている時間と私の予定が合うのが土曜日しかないので、土曜日に可能な限り通うことにしました。これまでの教室と違って、粘土は買い取りするわけではなくて、練習が終わったらそのままドレン機に戻すようになっています。そのまま焼いてもらいたい場合は、焼き上がりの重さで料金が発生するシステムになっているので、腕を磨くためには最適な環境です。