記録は撮って残す
ちょっとしたハプニングは旅につきものですが、それがいい思い出になることもあれば、後々まで尾を引くこともあります。ここでは、山に入るときの装備や旅先で気にしていることなどを書いていこうと思います。
キナバル山トレッキングでは、公園本部までの送迎で人生最大級のハプニングに遭遇しました。
ちょっとしたハプニングは旅につきものですが、それがいい思い出になることもあれば、後々まで尾を引くこともあります。ここでは、山に入るときの装備や旅先で気にしていることなどを書いていこうと思います。
キナバル山トレッキングでは、公園本部までの送迎で人生最大級のハプニングに遭遇しました。
キナバル山のあるマレーシアは、年間を通して寒暖の差があまりないので、雨の多い時期はあるものの、基本的にはいつでも登ることができます。いつでも登れるといっても、中腹にある山小屋を予約しなければ、入山が許可されません。キナバル山に登るための最も困難なハードルといえば、山小屋の確保かもしれません。
写真は私が泊まった「ラバンラタ・レストハウス」です。他の山小屋も歩いて数分の場所にいくつかありますが、ここで受付や食事を行うため、一番人気があるようです。
若い頃は何のプランも立てずにふらっと旅に出ることが多々ありましたが、山に登るようになってからは、緻密な計画を立て、タイミングを見計らって、一気に実行することが多くなってきたような気がします。これからの大きな目標としては、アフリカ大陸最高峰の「キリマンジャロ(5,895m)」を目指しています。明確な理由は特になく「みんな聞いたことある山だから」というそんなミーハーな理由からです。(^^ゞ
今回のキナバル山については、キリマンジャロに向けての高度順応と夏山スタートを兼ねたものでしたが、実際に行ってみたら想像をはるかに超える素晴らしさだったので、毎年(は無理だけど)の恒例行事にしたいと思うようになりました。
東南アジアに行ったのは、今回が初めてでした。キナバル山がある「キナバル国立公園」は世界3番目の広さのボルネオ島の北部「サバ州」にあります。気候は赤道に近い熱帯雨林気候になるので、1年を通して寒暖の差が少ないようです。雨季(11月~3月)と乾季(4月~10月)の2シーズンに分かれていますが、雨季でも一日中雨が降ることは少なく、乾季でも夕方には雨が降ることが多いようです。